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東瀬戸圏企業経営動向調査

1〜3月期は収益悪化し足踏み感
-横ばい見通しも不透明感漂う4〜6月期-

自社業況総合判断BSI



■2025年7〜9月期の東瀬戸圏の景況は、前年同期比でみた自社業況総合判断BSIは▲3.7(前回▲3.5)と低下したものの、低下幅は0.2 ポイントとほぼ横ばいで、緩やかな改善基調を持続している。

■先行き10〜12月期の自社業況総合判断BSIは、1.0ポイント上昇する見通し。業種別にみると、製造業は3.6ポイント改善する一方、非製造業は1.8ポイント悪化する。

(調査結果の詳細は『MONTHLY REPORT』2025年11月号に掲載)

東瀬戸圏企業経営動向調査は、1980年より毎年4回実施しているもので、同地域所在の企業経営者が生産、出荷、収益等四半期毎の自社の業況についていかなる判断をもち、 見通しをたてているかを調査することを目的としている。第182回調査は岡山県、香川県、広島県備後地区所在の835社を対象に、2025年9月実施、有効回答382社、有効回答率45.7%。

BSI(Business Survey Index)とは、企業経営者の自社売上高、業況等に対する判断、あるいは見通し(好転、横バイ、悪化)を数値化したもの。前期または前年同期に対し「好転」とみるものをA、 「横バイ」とみるものをB、「悪化」とみるものをCとするとき(A+B+C=100)、BSIは(A−C)÷2で表される。従って、「好転」と判断する人が多いほどBSIは50に近づき、逆に「悪化」判断が多いほど▲50に近づく。



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